サプリメントを活用する上で、添加物は無視できない存在です。

不必要な成分を余分に摂取する事で、本来必要な栄養成分が代謝に使われ、うまく活用されない可能性もあります。

そんなサプリメントの添加物に関する注意点について解説していきます。

色々な添加物の種類

一般的な錠剤形状のサプリメントを作ろうとすると、最低でも4種類の添加物が必要となります。

賦形剤

賦形剤(ふけいざい)とは、医薬品などの成形や服用を容易にするために加える添加剤です。錠剤では、乳糖やデンプンがよく用いられています。

なお、実際の投与量において、人体に無害であり、医薬品と配合変化を起こさないもの、治療効果に障害をもたらさないものでなければ、賦形剤として用いることは出来ません。

結合剤

錠剤を固めるノリのような役割を果たします。材料としては、セルロース、エチルセルロース、アカシアガムなどが良く使用されます。

崩壊剤

錠剤が体内で崩壊し、成分が吸収されやすくするための添加物です。体内の水分を吸って膨張することで、錠剤からの有効成分放出を助ける役割を持ちます。

潤滑剤

錠剤表面が製造中に汚れたり、機械にへばりついたりしないように、物を滑りやすくする添加物です。ステアリン酸マグネシウムなどが原料として用いられます。

天然由来か化学物質か

そもそも「食品添加物」という概念は、化学合成された物質を大量に使うようになった際に、その安全性に対しての懸念から生まれたものです。

では、添加物について、「化学物質」か「天然由来」の妥当性はどう判断すればいいのでしょうか。

基本的には天然由来の物を選ぶ

「普段親しんでいる」天然ものには体に良い物が多いです。そのため、基本的には「天然物由来の化合物を使用しているサプリメント」を選ぶようにしましょう。

天然物なら全て安全という訳ではありません。勿論サプリメントなどに使われることはありませんが、有害な成分が含まれている物もあります。逆に「化学物質」でも十分に検査が行われたものは安全であると言えます。

無添加への注意

「完全無添加で安全!」という表記を見て、安全な物であると考える人は多いです。

定義が存在しない

実は厚生労働省では、「無添加とは製造業者などによる任意の表示ではあるが、消費者が誤認を表示が求めらている」となっています。

これは「キチンとした定義はありません」と言っているに等しいです。

完璧な無添加は難しい

本当の意味での無添加は、原料⇒加工⇒運送のプロセスにおいて全て管理できていないといけません。勿論、全工程で天然物を使用するメーカー様も存在しますが、そこまで厳格な管理を行っているメーカーは多くはありません。

世の中には「添加物は一切使用しておりません!」といった表記があるサプリメントや食品などは数多く存在しますが、言葉だけに惑わされず、しっかりと成分を吟味することが大切です。

添加物は50%以上

市販のサプリメントの場合、添加物の量は50%から多い物では90%程度の物も存在します。

もちろん、今現在のサプリメントや食料、医薬品に使用されている添加物というものは、国に正式に認可されており、安全性の高いものが使用されています。

しかし、毎日一定の量が必要なサプリメントや食品を摂取する際には、添加物の知識は「栄養補給を効率よく行う」ために、重要な役目を果たしてくれるはずです。