サプリメントという言葉を出しただけで時折、極端に否定的な態度をとる人は比較的多いです。

確かに健康食品を扱った事件は多いですし、身体の機能障害が起こる時もあります。しかし、サプリメント全てが悪い訳では決してありません。

ここでは、サプリメントが体に悪いと誤解されている理由について解説していきます。

サプリメントが否定される理由

なぜサプリメントばかりが怪しい、いかがわしいと考えられているのでしょうか。その理由を説明します。

加工食品などへの批判

まだ栄養補助食品が今ほど浸透していないころ、昔の伝統的な食事を知る人たちの視点で見た時、インスタントやジャンクフードに代表されるような、現代の食生活への批判が多くありました。

これらとサプリメントがセットに考えられ、本来、足りない栄養素を補っているはずのサプリメントまでもが体に悪いものであると批判されてきたのです。

とりすぎは良くない

「ビタミンにしても、ミネラルにしても、とり過ぎは体によくない」よく言われている事ですし、確かにその通りです。しかし、これを理由にサプリメントを批判している人がいますが、それは正しくはありません。

過剰摂取が体に良くないのは「食べ物」や「医療薬」など、経口摂取する物であればどれも同じです。

肉や揚げ物などによる脂肪や塩分の摂りすぎは癌(がん)の原因にもなりうる「活性酵素」を発生させますし、「薬」を必要以上に服用すると、副作用や時に大きな身体的負担を伴います。

サプリメントは栄養素

例えば、サプリメントでビタミンを摂るということは、普段の食事で摂取したいけれど、それだけでは不足する分の「ビタミン(栄養)」を補うという事です。

ここで、「ビタミンのとり過ぎは体によくない」=「サプリメントのとり過ぎはよくない」と誤認してしまう人が多いです。

野菜やフルーツも同様に「栄養」として考えると、そもそも過剰摂取かどうかは個々人で異なりますし、当然とるべき量も違います。

むしろサプリメントは、食物に比べて、各々が体調や体質に合わせて様々な栄養素を調整しながら摂る事が容易です。そして、その役割こそ本来のサプリメントの役目なのです。

事件は薬でも起こる

確かに、サプリメントの添加物が原因と思われる身体への症状が表れることはあります。しかし、同じ口に入れる物である以上、それは医薬品にも当てはまります。

実際に薬による副作用や、製造時の異物混入などで毎年100件を超える回収が医薬品などでも行っていることは事実です。

むしろ、過剰摂取による副作用や体への影響は「薬」の方がはるかに大きいです。

生きていく上で必要な要素

「栄養」と「薬」では用途と目的が異なります。その為どちらが重要という事は一概には言えませんが、生きていく上でどちらか1つを選ぶのであれば、それは「栄養」が必要になるでしょう。サプリと薬の身体に対する効果の違いもご参照下さい。

栄養なくして人は体を形成する事が出来ませんし、生きていく事はできないです。

特に水などの「栄養素」を一切取らない場合、人は4~5日で死亡すると言われています。体内の水分の20パーセントが失われると人は生きていけないのです。

サプリメントの意味

「食べ物」や「薬」そして「サプリメント」にはそれぞれ役割があり、どれが素晴らしいという事ではなく、各々の用途・効果を正しく理解し、適切に使うことが大切です。

特に「栄養面」において、今日のライフスタイルでは、三度の食事のみによって体に必要な栄養素及び栄養物質を適宜に補給することは困難です。

食事だけでは栄養をとりきれなくなった結果として、生活習慣病を初めてとした病気にかかる事も多くなっています。

サプリメントを単に毛嫌いするのではなく、必要な形で栄養を補給する「知恵」の1つとして利用する事で、本来の健康な体を作る手助けとなるのではないでしょうか。