ラーメンは多くの人に食されていますが、脂が多く、特に夜のラーメンは肥満の大敵と言われています。

また、大量の脂は胃腸の働きを悪くして、炎症性反応により体に様々な悪影響を及ぼします。

脂の悪影響から身を守り、ダイエットを支援するキトサンの働きについて解説します。

キトサンとは

カニやエビの殻などに含まれる動物性の食物繊維である「キチン」を利用しやすいように加工したものを言います。

キトサンとキチンの違い

キトサンは約2割程度のキチンが混合された状態で加工されるため、一般的に「キチン・キトサン」と呼ばれています。

実際に有効性が確認されているのは主に「キトサン」であり、キチンとキトサンを総称して「キチン質」と呼ばれる場合もあります。

1日の摂取量

明確な基準はなく、個人差や体調の状況により変わりますが、300mg~1,000mgを基準に摂取するようにしましょう。

過剰摂取による副作用

キトサンは食物繊維の一種であり、きわめて安全性の高い素材でありますが、過剰摂取により他の栄養素の吸収を妨げ、下痢などの副作用を引き起こすのも、他の食物繊維と同じです。

臨床実験では、1日摂取量が2,000mgまでは副作用の報告が無いとされており、この値を上限値とする場合が多いです。

飲み合わせなどの注意点

カニやエビなどの甲殻アレルギーがある人は、摂取を控えた方がよいでしょう。

また、抗凝固作用があるため、ワルファリンとの併用は避けて下さい。また、抗てんかん薬に使用されるバルプロ酸ナトリウムとの併用は、血中バルプロ酸濃度が低下したとの報告があるため、控えましょう。

上記の薬と合せて使用する場合は、独自の判断をせず、お医者様の相談のもとで服用するようにしましょう。

キトサンの効能

キトサンは、食物繊維の中で唯一、分子の立体構造や酸素反応に重要な役割を果たすアミノ基を持っています。

アミノ基には有害物質を吸着して、体外に排出する作用があります。高血圧の原因となる塩素やコレステロールからつくられる胆汁酸を体外に排出することで、血圧や血中コレステロール値の低下をサポートします。

高血圧の予防とリスクを下げる為の栄養管理ナットウキナーゼの血液の働きを支援する効果も合わせてご参照下さい。

ダイエットや肥満予防をサポート

キトサンの重要な役割として、脂質の吸収を妨げて、体内の不要な脂肪分を吸着して体外に排出する働きがあります。

これらの作用により、メタボなどの肥満予防やダイエットを支援する成分としても有名です。

メタボのリスクと症状改善を積極的支援するサプリも是非ご一読下さい。

免疫力を高める

キトサンは鎖のように分子がつながってできていますが、これらが切れて細切れになったキトサン(オリゴ・キトサン)が、体の免疫を促すことが数々の実験で証明されています。

また、ウイルスなどの異物を撃退するマクロファージを活性化させ、腸内環境を整えるビフィズス菌の増殖を促進する効果も明らかになっています。

塩分から身を守る

キトサンは脂肪のみならず、溶けた塩から出た塩素も吸着します。

塩分の悪さの原因はナトリウムだという意見が一般的ではありますが、動物実験などで、ナトリウムを吸着する昆布に含まれるアルギン酸と、塩素を吸着するキトサンを比較した所、キトサンの方が疾患予防に有効であるとの報告もあります。

食物繊維としての働き

キトサンには食物繊維としての働きもあり、膨張して便通を良くしてくれるだけではなく、ダイオキシンなどの体に有害である物質を体外に排出する作用があります。

また、食物繊維はお腹で膨れて、体に満腹感をもたらす働きがあります。これらにより、食べ過ぎを防ぎ、ダイエットを支援するのです。

食物繊維のダイエットと便秘改善を支援する効果で詳しく解説してありますので、こちらもご覧ください。

キトサンの効果的な飲み方

キトサンには、中性脂肪を吸着して血圧や血中コレステロール値の低下、肥満予防やダイエットなどを強くサポートします。さらに、食物繊維として働き、脂肪だけでなく塩素やダイオキシンなどの有害物質を体外に排出し、体を守ります。

キトサンを効率良く活用するためには、量よりも「タイミング」が重要であり、食後よりも食前に飲む方が効果的です。これらは、キトサンが持つ体内の脂肪分を吸着して排出する働きに対して、食前に飲むことで余分な脂肪を蓄積させない効果を高める事が出来るためです。

また、キトサンは吸水性が良く、胃の水分を吸収しながら膨らむため、たくさんの水分と一緒に飲むと効果的です。

カニやエビの殻などに含まれるキトサンは、毎日の食事だけで必要量を摂取する事は難しく、サプリメントで補う事が有効である栄養素だと言えます。

普段の食生活で不足しがちなキトサンを「適切に」「素早く」補給出来るサプリを活用する事は、肥満予防やダイエットを支援する「心強い味方」となってくれるはずです。