アセロラにはビタミンCが豊富に含まれており、その含有量は植物の中で最大級と言われています。

ビタミンCにはさまざまな作用があり、特に病気の予防や美白を支援する効果が高いと言われています。

そんなアセロラ持つ、美肌やシミ予防を強く支援する働きについて解説します。

アセロラとは

アセロラ(別名:バルバドスサクラ)は、西インド諸島などに群生するキントラノオ科の植物で、直径2~3cmの赤い果実をつけます。

熟した果実には果汁も多く、産地では生で食する事例もありますが、生の果実だけでは酸味が強すぎるため、ジュースなどに加工して食する場合が多いです。

やわらかくて痛みやすい

アセロラが持つ欠点として、果皮が薄くてやわらかいため、傷みやすい事が挙げられます。

これらの特徴により、収穫後直ちにジュースやゼリーなどの食品に加工しなければならず、産地以外で生果を手に入れることは困難です。

ビタミンC含有量はレモンの20倍以上

成熟果実には、ビタミンCが可食部100gあたり1,000~2,000mg以上含まれており、植物中に含まれるビタミンCの量は最大級と言われています。

ビタミンCと言えば「レモン」を想像する人が多いと思いますが、レモン1個(100g)あたりに含まれるビタミンCは100mg程です。従って、アセロラにはレモン10~20個分以上のビタミンCが含まれていることになります。

アセロラの効能

アセロラに多く含まれるビタミンCは、体の免疫力を高めて感冒(風邪)などの感染症にかかりにくくし、回復を早める働きがあります。

また、副腎皮質ホルモンの生成に働き、ストレスへの抵抗力を高める効果もあります。
ビタミンCの健康に不可欠な3つの効果ストレスに強い体を作る3つのサプリメントなどでも詳しく解説してありますので、こちらもご参照下さい。

シミを防ぐなどの美肌効果

メラニンの生成を抑制するほかに、細胞間の結合組織であるコラーゲンの生成に関与し、ハリのある肌をつくるサポートを行う効果が非常に高いです。

また、ビタミンCは病気の予防からシミを防ぐなどの美肌効果を持ち、アセロラとの相乗効果により肌の健康に必要なさまざまな働きを持ちます。

美容サプリメントの正体と美肌効果に役立つ豆知識皮膚の老化を防ぐために欠かせない栄養素なども合せてお読み下さい。

壊血病にも有効

アセロラはビタミンを豊富に含むことから、壊血病に対する有効性が高いことも様々な研究により証明されています。

壊血病とは血管が脆くなって歯ぐきや内臓から出血し、やがて死に至る病気です。

ビタミンは体内のタンパク質を構成するアミノ酸の1つであるヒドロキシプロリンの合成に必須であるため、これが欠乏すると組織間をつなぐコラーゲンや象牙質、骨の間充組織の生成と保持に障害を受け、血管等への損傷につながることが原因と考えられています。

薬などの飲み合わせには注意

アセロラに豊富に含まれるビタミンCにより尿酸値が上昇する可能性があるため、痛風や腎結石の既往歴がある人は使用を控えるようにしましょう。

また、エストロゲン、フルフェナジン、ワルファリンなどの血液抗凝固薬などを服薬中の人は、摂取に関してお医者様に相談するようにしましょう。

アセロラは体の免疫力を高め、美肌やシミ予防を強く支援する有用な栄養素ですが、摂りすぎには注意が必要です。

特に、妊娠中や授乳中の人は、ジュースやゼリーなどの食品として、適切な量を摂るのは問題ないですが、錠剤やサプリメントなどの製品を使用する場合は、一日10g(ビタミンC換算で100mg程)を目安として摂取するように心がけましょう。

アセロラが持つ性質を正しく知り、「適切に」摂取することで、アセロラの持つ有益な効果をうまく活用できるのです。