DHAやEPAは健康効果が非常に高い反面、酸化し易く、吸収率が非常に悪い欠点を持ちます。

そんな「DHA・EPA」の体内への吸収を助け、動脈硬化や血栓にも有効な成分として、クリルオイルに注目が集まっています。

クリルオイルが持つ、健康的な血管を保つ様々な効果について解説します。

クリルオイルとは

南極オキアミから抽出された脂肪成分であり、オキアミ由来の新型オメガ3脂肪酸です。DHAやEPAに代表されるオメガ3脂肪酸とは異なり、極めて特殊な形で形成されています。

一般のオメガ3脂肪酸はトリグリセリド結合型であるのに対して、クリルオイルはリン脂質結合型であり、消化作用などが大きく異なります。

さらに、クリルオイルには強い抗酸化力を持つ、アスタキサンチンという成分も含まれているのも特徴です。

1日の摂取量

厚生労働省は、国民の健康維持・増進を目的とした基準の中で、クリルオイルを始めとする、「オメガ3脂肪酸」の摂取量を1日1000mgとする事を推奨しています。

しかし、これらを満たしている世代は無く、特に10~40代は200~300mg(1/3以下)程度しか摂取出来ていないのが現状です。

過剰摂取による副作用

オメガ3脂肪酸は不足しがちな栄養素であり、明確な上限値が存在しません。目安としては、欧州食品安全機関(EFSA)では1日5000mg、アメリカでは3000mgまでならば問題ないとされています。

日本でも1日に3000mg以上摂ると、吐き気や下痢、鼻血などの症状が現れる可能性が高まると考えられており、これ以上の摂取は推奨されていません。

クリルオイルの効能

リン脂質の働きにより、効率的にDHA・EPAを体内に吸収することが出来ます。さらに、クリルオイルに含まれるアスタキサンチンが、酸化しやすいDHA・EPAを強い抗酸化力で守ります。

吸収効率を高める

DHAやEPAなどのトリグリセリド結合型オメガ3「のみ」を摂取した場合、消化管の中で胆汁酸やリパーゼの働きによって、トリグリセリドとDHA・EPAが分解された後、体内に吸収されるので吸収効率が非常に悪いです。

クリルオイルの「リン脂質結合型オメガ3」は、リン脂質自体が乳化剤として体内への吸収を促すため、DHA・EPAが効率よく体内に吸収されます。

このようにクリルオイルは、吸収効率を高め、体中の細胞一つ一つにDHAやEPAを行き渡らせてくれるのです。

アスタキサンチンの力

DHAやEPAは健康効果が非常に高い反面、酸化に弱いという難点があります。これらを克服する為に働くのが、抗酸化剤として名高いアスタキサンチンです。

サケやカニ、エビなどの赤色部分の成分ですが、クリルオイルにもこれらが含まれており、その強力な抗酸化力を十分に発揮します。

アスタキサンチンの抗酸化力は、同じ性質を持つビタミンEの1,000倍とも言われており、「史上最強のカロテノイド」と呼ばれています。

アスタキサンチンにより、DHAやEPAは酸化が抑えられ、これらの健康への効果を十分に得ることができるようになるのです。

リン脂質が持つ健康への効果

クリルオイルの約半分を占めているリン脂質は、動物や植物の細胞内に存在し、脳神経や神経組織を構成する重要な物質であり、大豆レシチンなどを通して、健康に役立つことが良く知られています。

細胞膜を形成する主な成分で、水と油の両方をなじませる性質(両親媒性)があるのが特徴です。

血栓や動脈硬化の予防を支援

一般的な効果としては、血栓や動脈硬化、脂肪肝、高脂血症、目の病気の予防をサポートし、ストレス対策やアンチエイジングにも有効とされています。

また、大豆レシチンは医薬品にも使用されており、肝機能改善や脂質低下の効果があります。

DHA・EPAとの相乗効果

DHA・EPAは血液の自然な流れを維持する為に働き、健康な血流をサポートする効果を持っています。これらとリン脂質が持つ働きの相乗効果により、血栓や動脈硬化の予防をさらに強く支援すると考えられています。

血栓を防ぎ、健康的な血液の流れを手に入れるには、「リン脂質」「DHA」「EPA」の3つを合せて摂取する事が重要になってくるのです。

まとめ

クリルオイルは、リン脂質の働きによりDHA・EPAの吸収を助けると共に、酸化しやすいDHA・EPAを守り、血栓や動脈硬化、高脂血症の他、ストレス対策やアンチエイジングにも有効です。

さらに、DHA・EPAとの相乗効果により、健康な血流をサポートし、血栓の予防を強く支援します。特に、吸収を促し、健康効果を高める働きは他にありません。

こういった点から見ても、「クリルオイル」「DHA」「EPA」の3つを合せて摂取する事は、健康を維持する心強い味方となるのです。

そして、これら3つの栄養素を「同時に」「無理なく」摂取出来るのが「きなり」というサプリメントです。サプリメントは、体に必要な「栄養管理」を行っていく点において、非常な大きな助けとなります。

現在は、10~40代を中心に、オメガ3脂肪酸の摂取量が明らかに足りていません。そのような、普段の食生活で不足しがちな栄養素をサプリメントを利用して「適切に」補給する事は、健康的な生活を力強く支援してくれるはずです。