現代人はテレビやパソコン、スマホなどを通し、視覚から情報を得ています。特にパソコン作業等のVDT作業を長時間する人が激増しています。

多くの人が目を酷使しており、眼精疲労やドライアイなどの目の症状に悩んでいる状況です。

そんな目の症状や悩みに有効なビタミンAの効能について解説していきます。

目の疲れによる症状

目の疲労は様々な弊害を引き起こします。

ドライアイ

パソコンなどのモニタ画面を見つめているとまばたきの回数が減り、涙の量が少なくなって目の表面が乾き、ドライアイの原因になります。

ドライアイになると、角膜の表面が傷つき、炎症を起こしやすくなります。

集中力の低下

目の疲れは頭痛や肩こり、イライラなどの症状を引き起こし、集中力や注意力が低下します。

ビタミンAとは

化学名はレチノール、カロテンは摂取すると体内でビタミンAに変わり、役割を果たします。

レチノール

レバーやウナギなどの動物性食品に多く含まれ、ビタミンAとしての効力を持ちます。

プロビタミン

カロテンは緑黄色野菜などの植物性食材に含まれており、体内で必要に応じてビタミンAに変わる性質をもっており、プロビタミンと呼ばれています。

カロテンは下記の通り、様々な種類があります。

  • β-カロテン
  • α-カロテン
  • γ-カロテン
  • クリプトキサンチン

緑黄色野菜などに多く含まれ、有名なものはβ-カロテンです。

ロドプシン

ビタミンAは、網膜に存在して光を感じるロドプシンというタンパク質の材料になります。

効能

ロドプシンは目の光を感じる役割の他にも、網膜の血管の血行を促進する為、目を酷使し、眼精疲労の症状がある人にも摂取が推奨されています。

ビルベリーとブルーベリー

目に効果が高いと言われている食べ物ですが、これらにはアントシアニンと呼ばれる成分が多く含まれており、ビタミンAと同様、ロドプシンの再合成をサポートします。

目以外の様々な効果

ビタミンAには眼以外にも色々な体にとって有益な効果があります。

外敵を防ぐバリア

皮膚や粘膜には、病原菌やウイルスなど外からの有害物質の侵入を防ぐ防護機能があります。

ビタミンAは口腔、肺、消化器官などの粘膜を正常に保つ働きがある為、感染症を予防し、身体全体の免疫力を高めることにも役立ちます。

活性酸素を除去

カロテンは活性酸素を取り除く能力が高い為、老化を予防する抗酸化物質としても期待されています。

同じく抗酸化ビタミンである、ビタミンC、Eなどと一緒に摂取すると、相乗効果により抗酸化作用がアップします。ビタミンCの健康に不可欠な3つの効果もご参照下さい。

過剰摂取には注意が必要

様々な効果をもたらしてくれるビタミンAですが、過剰摂取による副作用がありますので、注意が必要です。

妊娠中の方は注意

レチノール(レバーやうなぎ)はとりずぎると、体内に蓄積して、頭痛、吐き気、発疹などの過剰症を引き起こします。また、妊娠中に過剰に摂りすぎると胎児の奇形などに繋がりますので、特にケアが必要です。

β-カロテンは安心

緑黄色野菜などに含まれるβ-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変わる為、過剰に栄養素を摂る心配はありません。

β-カロテンの吸収率はそれほど高くありませんが、油に溶ける性質がある為、油と一緒にとると吸収率が高まります。

ビタミンAの体への効き目

  1. ビタミンAは、網膜に存在して光を感じるロドプシンというタンパク質の材料になる
  2. ロドプシンは光を感じる役割や網膜の血行を促進する為、眼精疲労の人に特にお勧め
  3. 目の疲労効果以外にも、外敵を防ぐバリア、活性酸素を除去として働く
  4. ビタミンAは有能な栄養素だが、動物性食品(レチノール)の過剰摂取は注意が必要

サプリメントが担う役割は、食事だけで不足しがちな身体に必要な栄養補給をサポートすることです。特に最近の子供達などは緑黄色野菜などが足りていない事が多いです。

サプリで足りない野菜のビタミンAをしっかり摂取することで、目の疲労回復、免疫力向上などの健康的な肉体を作る事への手助けとなってくれるはずです。